2012年2月2日木曜日

今年のテーマは「ウルトラフィネス」

いよいよ明日に迫ってきましたフィッシンショーOSAKA。
おそらく、現地はすでに搬入作業も終わり、開催を待つのみとなっていることでしょう。
��明日は業者日。一般公開は土曜日、日曜日です。)


さて、フィッシングショーOSAKA直前、新製品ネタもとりあえず今日でラスト。
ここでは書けなかった非公開なロッドやルアーもまだまだありますが
それはフィッシングショー当日のお楽しみということで。。

今年のティムコが掲げるテーマはベイトフィネスではありません。
ベイトフィネスの勢いは強烈ですけど。。

ズバリ!「ウルトラフィネス」が今年のティムコのテーマ。

スピニングタックルによるフィネスの最先端です。
ハッキリ言って・・・「これまでのロッドには戻れない。」
というのが使ってみての正直な感想です。

スピニングなら何でもイイんじゃないの?
ノーシンカーやダウンショットを投げるのにそんなに差が出るの?
っと思っている方も多いかと思いますが・・・
「その考えは絶対にありえません!!」



フェンウィックの各ブランクスからリリースされます
「ウルトラフィネス」対応、最先端ロッド。
様々な機種が発売されますが
これらが間違いなく現代の日本のバスフィッシングにおいての最先端フィネスロッドです!!

1番上のS-TAVは昨年のJBクラシック野尻湖戦でのウイニングロッド。
このロッドで7~12メーターの急深バンクをボトムをとった状態でのシェイキングを
続けてクラシックを制した。

「S-TAV61SLJ」(少し見づらくてスミマセン・・・。)
7~12メーターと言っても湖流が強い大きな岬での使用。
そして、ルアーはスイミーバレット2.5のネコリグ。
それもシンカーウェイトは0.5グラム前後のウルトラフィネス。ラインは2LB。
異次元の感度に操作性。そしてシャープでありしなやか。

おそらく、この凄さは分かりにくいと思います。

関西圏ではここまでのウルトラフィネスは
なかなか出番が少ないかと思わるかもしれませんが
紀伊半島のリザーバー(七色ダムや三瀬谷ダムや津風呂湖)や
兵庫のリザーバー(生野銀山湖や東条湖)のディープ戦略にも
ベストマッチするでしょう。ホンマにベストな選択だと思います。

ここ数年は全体的にバスが比較的深いレンジに留まることが多くなっているので
ライトリグの出番が増えているのが事実。
生野銀山湖なんかは25センチのサイズでもスーパー天才バスだったりします。
たかが25センチですが、試合では貴重な1匹には変わりません。
もちろん50アップがヒットしてもアラミドヴェールを搭載しているので
トルクも全く問題なし!!

感覚的なことを言えば「3フィートのメバルやアジロッド」を扱っているような感覚。
もう手にとって感じてもらうしかないですね。




そして真ん中のTAV-GPは↓

「TAV-GP64SXULJ」
ミドストロッドといえば、やはりフェンウィック。
今のTAV-GP64SULJ(ミドストスペシャル)が世に出て何年の月日が経ったのでしょう?
未だにファンも多く、毎年かなりの本数を売ってる現役バリバリの
ミドストスペシャルに更にフィネスなロッドが登場。

題して↓

"Mid Strolling Special Finesse"
UL表記のミドストロッドは1/16oz前後のジグヘッドに3~4インチくらいの
ワームを綺麗に泳がせることを重視していますが
このXUL表記のミドストフィネスは1/32ozのジグヘッドが基本。
比重の軽いリアル系ワームなどの使用に向いており
表層付近のミドストには絶大な効果を発揮します。


一言でミドストといってもただ竿を降って巻いているだけでは
ただの中層スイミングです。


大事なのはラインスラックを利用し糸の存在を極力減らし
糸切り音を出さないのは当然で「一定レンジを漂いながらトレースする」ことが
「ミッドストローリング」です!!
残念ながら、ほとんどの人が中層スイミングになってしまっているのが現実。
それくらい難しいテクニックであり、ロッドに頼る部分が多いのが特徴です。
もちろん、中層スイミングでも魚は釣れます。
でも、シビアになればなるほど、ミドストが綺麗に出来ている人のほうが
何倍も魚を釣ります。
それくらい難しく差の出るテクニックです。ミドストは。。

僕は「TAV-GPブランクスのミドストロッドしかありえない。」っと思っています。

ロッドに頼る部分が多い釣りなのでミドストをマスターしたければ
間違いなくTAV-GPのミドストロッドがオススメです。

そして今年はENG(エリートエナジー)からもミドストスペシャルが発売となります。
表記は「ENG64SULJ」
比較的、手の出しやすい価格帯のENG(エリートエナジー)。
このロッドからミドストを練習するのもオススメです。



そして写真1番下のGWT。
これは普通のGWTではなく表記を見てもらうと分かる通り↓

「GWT-SF64SXULJ」
そうです。
この表記の中に入った「SF」という文字はスーパーファインを表しているもの。
すなわち、ソリッドティップです!!


待ちに待ったGWTのソリッドティップモデルの登場ということです。

しかも3機種同時に!!


その3機種とは↓

「GWT-SF61SULJ」

「GWT-SF64SXULJ」

「GWT-SF68SULJ」


これまた正直、ヤバすぎる完成度!!
詳しい内容な改めて紹介しようと思いますが
間違いなく言えることは「これまでのロッドとは次元が違う。」ということ。


「ウルトラフィネス」を掲げる今年のフェンウィックのスピニングは全てにおいて
食い込みがいいとか。感度がいいとか。そういう次元の話ではありません。
別世界のロッドに仕上がりました。

ホンマに今年のティムコは純粋に良いモノが多く
トーナメンターである僕にとっては早く試合で使いたい。っと思うモノばかり。


やっぱり魚釣りは釣れないよりも釣れたほうが楽しいですからね。
少なからず、使う道具で釣果が左右する現代のバスフィッシング。

明日から開幕するフィッシングショーOSAKA。
ホンモノの良い道具に触れてみてくださいね!!



それではティムコブースでお待ちしておりま~す!!