2013年9月5日木曜日

TOP50第4戦・桧原湖 終了。

TOP50第4戦・桧原湖戦が終了した。

ティムコチーム3連覇を目指し、戦ったが・・・
やはりTOP50シリーズは、そんなに甘いものでは無かった。。


それでは今回の試合を振り返っていこうと思います。

今回のプリプラクティスは計11日間。
お盆休みが重なるスケジュールだったため、何日か前倒ししての練習となった。
プリプラクティスの時点では毎日4キロは瞬殺で釣れるほどの爆釣な桧原湖だったが
釣り欲を抑え、北浦戦同様、約8割の時間を徹底的な湖の把握作業に費やした。
(残り2割はガイド等。)

いつも言っていることだが、試合前にいくら釣っても試合本番で釣れなければ
全く意味のないサカナとなるのがトーナメント。
「偶然でも、マグレでも、奇跡でも、試合で釣ってくるアングラーが凄いしエライし、評価される。」
これがトーナメント。

今回の練習でも試合本番を見据えて約3週間先をイメージして練習に励んだ。



オフリミット(禁止)期間中は野尻湖に場所を移し、ガイドに明け暮れる毎日。
スモールマウスのリズムを徹底的に体に叩きこみ、いざ試合に挑むことに。


試合直前の2日間ある公式プラクティス。
予想通りに減水が進み、プリプラクティス時よりも1.5~2メートル減の水位。
プリプラクティス時に好調だった虫パターンやバンクのキャロ等がパワーダウン。
かなり季節が進んでいるように思えた。

不安定な天候、季節の変わり目ということで
サカナのコンディションも落ち着いていないようなイメージ。
湖流、光量、気圧、風など状況の変化に応じ
「その瞬間、その瞬間を釣っていくこと」柔軟な対応力が問われる1戦になるように思えた。




そして試合本番。


朝から突風混じりの強烈な悪天候の中、数少ないバイトを一つづつ丁寧にキャッチしていった。

基本的にはディープのワカサギにつく個体を「ガルプ マイクロシェーキ-」のダウンショットを使ったのシューティング。
そして、バスが浮いたタイミングでは巻きの展開でスピィーディーに広範囲から拾っていく展開。

ライブウェルの中には最小600グラム。
600グラム以上のサカナを狙って捕れる釣りを模索したが、結局サイズアップに苦戦し初日終了。

初日結果・5匹約3700グラムで6位。
もっと釣れているのでは。っと予想していたので6位は上々のスタート。
だた、サイズアップに課題を残してしまった。



続く2日目。この日は晴天・ピーカンの中、スタート。
ワカサギにつく個体は完全にニュートラルモードとなってしまい朝から大苦戦の展開。
しつこく自分の釣りを押し通すものの、10時過ぎまでギリギリキーパー1匹のみ。。

仕方なくフォローに用意していたバンクのエビパターンにシフト。

バイト自体少ないものの、バンクに絡む、ウィードや立木、オダなどをライトキャロで狙って
なんとか拾っていく厳しい展開を強いられた。
天候の急変についていくことが出来ないまま、2日目が終わってしまった。。
結果・5匹約3200グラム。
単日順位は極普通な人だったが、思いの他、周りの選手も苦戦を強いられたようで
2日間のトータル順位は2つ上げて4位。

予想に反し、今回も上位を伺えるポディションで最終日を迎える事ができた。

ただ、完全に持ち駒は使い果たし、2日目終了の時点で戦えるだけの要素は無かったのかも。。


そして決勝の3日目。

決勝日は「ロッド&リール」さんがプレスで乗って頂いたのだが・・・
崩れた天候に「もしかして。。」っと思ったが、朝イチにキロアップのスモールをミスし
最後まで崩れたリズムを立て直す事はできず・・・撃沈。


最終成績は10位までダウン。

勝ちにこだわったはずの攻めの姿勢は
最後の最後で迷いが生じ、あっという間に地獄に突き落とされてしまった。


ここへきて一番、やってはいけない試合をしてしまった。



ただ、今回も多くの収穫を得たのも事実。
今回の課題を次の最終戦へ持っていけることが最大の収穫かもしれない。。