2011年12月31日土曜日

2011シーズンを振り返る(クラシック編)

2011シーズンを振り返ってきたわけですが
この試合を忘れるわけには行きません。
「JBオープンクラシック」
JBの4大タイトルトのうちの1つがクラシックです。
��他にはTOP50AOY、マスターズAOY、そしてエリート5。)

しかも2011のクラシック開催のフィールドは長野県・野尻湖。
夏場をメインにガイドも行なっている準ホームレイク。

開催は10月22・23日。
季節の進みが早い野尻湖では雪が降ってもおかしくない時期だったが
今年の野尻湖は異常なまでの暖かさでバスも例年とは違った動きをしていたように思う。

とはいえ今シーズン、僕のスタイルでは全く通用しないことだけは分かっていた。
何かを変えなければ。という無心で新たなパターンを模索していた。
そしてがむしゃらに探していく中で「ネコリグ+バンク」というキーワードを発見。

しかし、それだけでは当然、全国の猛者どもが参加するクラシックでは通用しない。
それからは、簡単には発見されないバスを
狭いエリアの中で複数見つけることに専念した。

エリアはいくつかあったがこの時期、安定感のある竜宮岬に狙い絞り
丁寧にネコリグをアプローチしていき初日結果は↓

5本・3210グラムで3位と優勝も十分狙える位置につけることができた。

2日目はクラシックルールにより12時までと異例の短時間勝負。
時間が無いことから移動はなしで竜宮岬、一箇所で粘ることに。

途中、風が変わるタイミングがありシンカーウェイトを変えながら
アジャストしていく展開。
ルアーは「スイミーバレット2.5」「マイクロクローラー3」という
野尻湖ではド定番ワーム。

これに0.5~0.9グラムまでのシンカーを使い分け
湖流の強い竜宮のバスに合わせていくことが出来た。

そしてこの軽いリグで常にボトムを感じ取ることが出来たのは
間違いなくロッドの性能が優れていたからに他ならない。

プロト「S-TAV61SLJ(2012発売モデル)」
このロッド意外では間違いなくあのバスたちは釣れていなかっただろう。


優れたタックルに支えられ
短時間でなんとか4本を搾り出すことに成功。

なんと2日目はトップウェイトとなる3070グラムをウェイイン。

結果、JBクラシック初制覇となった。

この優勝までの道のりには本当にたくさんの方々のサポートがなければ
なかったことだと思う。


正直、2011シーズンは自分にとって良い事は少なかった。
だが、最後の最後でクラシックというタイトルを獲れたことで
とりあえず、悪いなりにも形(恩返し)になったかな?っと思います。



そしてそして・・・
現在、放送中の2011「エリート5」も見てくださいね。

ダメダメな試合展開でしたが、こういう場面が見れるのも「エリート5」ならでは。
また、他の選手がどういうプランで戦っているかも自分的に非常に勉強になります。

ハッキリ言って不完全燃焼な一戦。

野尻湖の栄光よりもエリート5の悔しさの方が何倍も大きく
今は早く試合がしたい気持ちでいっぱいです。



来シーズンは残す最後のタイトル「TOP50優勝」と「ワールドチャンピオン」
そして「エリート5」奪還を目指し練習に励み、精進していきますので
来シーズンも応援の程、よろしくお願いします。