横浜で密かにティムコブースに置かれていたプロトタイプの
「GWT 64CL P+」にセットされたABU・REVOのKTFチューンされたリールだった。
KTFは皆さんご存知の通り、ミスターフェンウィック「沢村 幸弘プロ」が
チューニングをほどこし、大幅な軽量に成功している。
しかし、そのことは僕自身、以前から分かっていたのですが、今回改めてそのリールを
てにしてみて衝撃的だったのは「ギヤ比の高さ+回転性能」。
最近では100グラム半ばの超軽量リールが各社から発売されていますが
そのほとんどが軽量プラグなどを使ったリーリングを目的にしている為、
ギア比の低いモデルが多かったのが現状。
僕自身、軽いリグには、軽いリールで扱うことが多いのですが
ギア比が低いのでピックアップ時の巻取りのストレスや
フォール中のバイトを捕らえて、フッキングに持ち込むことが多いのですが
フォールで喰ったバスは手前に走ることが多く、ギア比の低いリールでは
どうしても巻き取りスピードが遅れ、バラシの原因にもなっていた。
今回、沢村プロに「投げてみぃ。」といわれ「ファットペッパー・シャロータイニー100」を
かるくピッチングしてみた瞬間、「ABUちゃうやんっ!!」ってのが第一印象。
今までのABUリールの印象ががらりと変わった瞬間でした。
相羽プロはシマノ社でスピニングリールのハイギアモデルを登場させたが
沢村プロは超軽量ハイギアベイトリールを誕生させた。
なにか、この2人のトッププロがリールの最先端をいっているようにさえ思わせる出来事でした。