お待たせいたしました。。
TOP50・最終戦さめうら湖戦のフィッシングパターンを公開です。
年間ランキング11位と二ケタ順位で迎えた最終戦だったので
最低目標は一桁ゼッケンの確保。
たった2つ順位を上げることなんですが、この2つが果てしなく遠いのがTOP50シリーズ。
少なくともシングル入賞しなければ年間ランキングのアップもないので
いつも以上に気合を入れて挑む試合だった。
話を試合に戻し・・・
今思えば、今大会は3日間とも全く違った天候の中での試合となった。
晴れたり曇ったり雨かと思ったら警報が出るほどの雷雨だったり・・・。
目まぐるしく変わりゆく状況変化にいかに柔軟に対応できるか??が今回のキーポイント。
まして減水の進むリザーバー。水位も刻一刻と変わっていきます。
ちなみに2週間前のプリプラクティスの時より5メートル以上の減水でした。
しかしプリプラクティスが無駄になったわけではありませんでした。
基本的に試合で釣ったバスはプリプラクティスの時に良かったエリアから釣ったものだったから。
水位が変わっているので多少の誤差はありましたが。。
具体的に狙ったのはボディーウォーターのカレントが効く岬やバンク。
でもって、狙ったバスは複数でクルーズする回遊系バス。
今回600グラム以上のバスを何本か釣っていますが、これらのすべては回遊バスです。
毎日3キロというのが優勝ラインと読んでいたので
このプレッシャーに強いストロングパターンで勝負を挑みました。
��ちなみに試合では2本のキロオーバーを釣ってます。)
で、今回のキモだったのがズバリ!!タックル。
「2台のKTFチューンリール」
1台はシマノ「アルデバラン7」のKTF。
そしてもう1台はダイワ「PX68」のKTF。
「KTF」といえばご存じ沢村プロが手掛けるチューニングリール。
今、おそらくバス釣りのタックルとしては1番、入手困難なアイテムではないでしょうか。
それだけ注目度が高いということなんですけどね。
まぁ~、今回は間違いなくこのタックルでなかったら3位にはなれなかったでしょう。。
なぜなら・・・
今回のメインパターンはネコリグをスクールの通るストレッチに落としていくだけ。
という、至ってシンプルなパターンでした。
簡単にいえば着水してボトムに付いたら回収という誰でも出来る簡単な釣り。
でも、僕が他のプロより沢山釣れた理由はズバリ!!
「効率」
ネコリグのシンカーウェイトも2.5グラムと少し重めをチョイスし
キャスト数を稼ぎ、バスと出会う確立を上げていった。
立木などのティンバーが絡む場所ではダウンショットと使い分け。
��おそらく僕が1番キャストしていたのでは??っと思うくらい投げた。)
当然、自身のスタイルであるラン&ガンしながら。
ハイギアリールでしかなし得ないピックアップスピード。
それにベイトタックルならではの操作性+キャスタビリティー。
スピニングでは到底追いつけないくらいのキャストペースだったと思う。
使ったロッドはこの2本↓
すでに製品化されている「GWT610CLP+J」と
もう1本見慣れないテクナGPロッド。
来季発売予定の待望のテクナGPのベイトフィネススペシャルロッドだ!!
この2本のロッドに↓
「シャーキーワームのネコリグ(2.5グラム)」
「マルチスティック3.5のダウンショット(3.5グラム)」
を適材適所で使い分け、誰よりも多く、そして誰よりも早く釣っていった。
今大会は間違いなく優れたタックルバランスによる成果だった。
ベイトフィネスという言葉が生まれたここ数年。
まだまだ進化は止まりそうにありません!!
タックルデータ
ネコリグ
ロッド:GWT610CLP+J
リール:KTF PX68
ライン:FCスナイパー 7LB
ルアー:シェーキーワーム(2.5グラム)
ダウンショット
ロッド:テクナGP69CLP+J(プロト)
リール:KTF アルデバラン7(プロト)
ライン:FCスナイパー 7LB
ルアー:マルチスティック3.5