2011年4月25日月曜日

TOP50開幕戦・さめうらダム。

TOP50・2011シーズン開幕戦・さめうらダム戦が終わりました。

開幕戦ということでかなり気合を入れてスタートしたものの・・・
大会初日はプラから好調だったマキモノ展開で横の動きに反応する
アベレージ1キロというストロングパターンを押し通すも撃沈。
立て直しをはかりライトリグを握るも
自分でもまさかまさかのノーフィッシュ。(大涙)

昨年のエリート5の2日目、マスターズ開幕戦の2日間に続き
トータル4日連続のノーフィッシュに自分を見失いかけました・・・。
完全にぶっ壊れた自分としっかり向き合い2日目は「何をすべきか?」
しっかり冷静に今のさめうらダムを考えスタートし

結果的には惜しくもリミットメイクは出来ませんでしたが
4本ながら4100㌘をウェイインすることができ
奇跡的にノーフィッシュから予選通過を果たせた。

僕のスタイルである「ラン&ガン」を封印し「ガン&ガン」というくらい
丁寧に狙ったエリアで釣りをしたことが功を奏した。

3日目も同じリズムで釣りに行くも
TOP50では2日間、同じパターンが通用するほど甘くなく大苦戦。

��m以上の増水も自分的にマイナスに働き
結果、大苦戦の3本1300㌘。

最終結果、24位フィニッシュと不甲斐ない結果となってしまった。
昨年の開幕戦・野村ダム戦に続き春のリザーバーで結果が伴わない僕の現実。

変わりやすい時期とはいえアジャストしてきている選手はいるのもまた現実。
自分に何が足りないのか?今は冷静に考えます。

終わってみれば経験値の高いベテランプロの活躍が目立った大会となりました。
結果的には自分のメインパターンだったマキモノパターンは3日目に大爆発。
僕は完全に後手後手に回っていたようです・・・。(大涙)


アジャスト能力が問われた今大会。

優勝は6年ぶりに復活優勝となった今江克隆プロ

有言実行+同船取材。さらには優勝賞金の全額を
東日本大震災への義援金として寄付するその姿はまさに一流のプロの姿でした。
今江プロ、本当におめでとうございます。
そしていつも良い刺激をくれ本当にありがとうございます。

不甲斐ない自分に苛立ったり、釣れた時は手が震えるほど嬉しかったり
何不自由なくトーナメント(釣り)を出来る恵まれた環境にいる自分を
幸せに思い、何らかの形で被災された方々へのパワーになるように
僕も頑張っていこうと思いました。

今大会はチャリティートーナメントとして開催され
各選手が持ち寄ったオークション商品のトータル落札額はなんとなんと
80万円以上!!

それに今江プロの優勝賞金が加わるので
今大会ではかなりの金額が被災地へ送られることになりました。


誰かが勝って、その他大勢がそれぞれ悔しい思いをするトーナメントですが
今回はTOP50選手、それぞれが力を合わせ
こういった形で少しでも被害にあわれた方々のためにと
TOP50が無事、開催されたことが非常に嬉しく思います。


��S:今回は3日間ともバサーさんが同船取材に乗っていただきました。
   ノーフィッシュから奇跡の生還。再びさまよう形になった僕の開幕戦。
   悪戦苦闘しながらも一生懸命、戦った様子が見て頂けると思いますので
   来月号(6月)のバサーをお楽しみに。