2013年11月1日金曜日

新作「PDL メタルクローザー」

早いもので今日から11月。今年もあと2ヶ月となりましたね。
秋本番という雰囲気も出てきた今日この頃。
そんな寒さが厳しくなってくると活躍の機会が多くなる新作のメタルバイブをちょっと紹介。


新作「PDL メタルクローザー」

偶然にも昨年の冬?(この前の冬?)琵琶湖でブームとなったメタルバイブの釣りですが
当然、テストを開始したのは琵琶湖で釣れだすよりも、もっと前の春頃から着手し
「日本全国、フィールドを問わず釣れるメタルバイブ」ということをコンセプトに開発をスタート。
もちろん、琵琶湖の冬も「本当に冬か?」っと思うほど良く釣れ、実績は申し分なしです!!


僕の経験上、メタルバイブの釣りで最も多いバイトチャンスは
「フォール中」もしくは「着底の瞬間」の二通り。

なので、この2つのアクションを追求することから始まった。


まずはフォール。
この「メタルクローザー」を見て頂けると分かる通り、トレブルフックが1本。そしてフェザー。
なぜこんなフックセッティングになったかというと・・・
「フォール中にフェザーフックがパラシュートの役目を果たし
真っ直ぐ狙ったところに的確に落とせる」というのが一番の狙いである。
これまでの通常のメタルバイブではダブルフックが前後にセットされていて
フォールさせて見れば分かるが、イレギュラーに予測不能な落ち方をする。
これはこれで釣れる。のだが・・・狙ったとこには落とせない。

特に冬の管理釣り場などでサイトでバスを狙う際は、狙ったところに落ちなくて
イライラした経験があり、「効率悪っ!!」って思ったこともしばしば・・・
見えていて落とせないのに、見えないレンジやマッディーウォーターでは尚更
「こんな効率悪くて、釣れるの?」っという思いが何度もあった。
また、背ビレを設けることにより、アイの位置を上げることに成功し、振り子の要領で
僅かなリフトでもレスポンスのよいアクションを実現できた。

真っ直ぐ落ちるというアクションはメタルの釣りによくある
「エビ(フックがラインに引っかかる)になりにくい」というメリットも、もたらしてくれた。



そしてフォールした後の着底。
フェザーフックがもたらした効果は真っ直ぐ落ちるというだけではなく、着底した瞬間
1瞬、フェザーが浮いていてくれることで、低活性なバスの弱い吸い込みにも
追従するメリットも得られた。
そして、さらにはショートバイト時にありがちな口の外掛かりにも「トレブルフック」を使うことで
皮一枚を拾えることも判明し、名前の通りクローザー(締めくくる)的なメタルが誕生した。
(ダブルフックでは口の中に入らないと掛かりません。)


※ラインアイは2つ。

「前方アイ」はリトリーブで使用する。テールフックのみのセッティングのため
根がかりも減少。

「後方アイ」はハイリフト&フォールで使用。ボート釣りなどでは、ひたすら同じ場所に
落とし続けることが可能となり、極めて効率よく探れるようになりました。
(別名:シューティングメタル)


厳しいときこそ活躍する僕の自信作です!!