今年のフィールドは僕の大好きな準ホームレイクでもある「野尻湖」
例年では10月末という時期は雪が降ってもおかしくない時期ですが
今年は、まだまだ暖かく水温も16℃前後と
晩秋というよりまだまだ秋パターンかな？っと思わせる状況。
直前プラではフラットでのワカサギパターンが強烈で
大会当日はフラットで頑張ろうと思っていましたが
大会初日、野尻湖特有のゲキヘンでこのパターンは完全に崩壊。
日替わりパターンという言葉が飛び交うこの時期の野尻湖。
臨機応変に対応できるアジャスト能力が問われる今大会。
バッサリとフラットは諦め、急深な岬をラン&ガンにシフト。
この時期、手堅いエビを意識しているバスを狙う作戦で探っていくと
2箇所目で、すぐさま1キロアップのキッカーをキャッチし
そこから立て続けにリミットメイクに成功。
初日の結果は5本・3200グラムで3位スタートと良いスタートをきることに成功した。
2日目は朝から天候もよく、気温はドンドン上昇。
この時期の野尻湖にしては珍しく風も弱い状況。
僕が狙っていたバスは風が吹けば吹くほどドンドン供給されるバスだったため
この日は大苦戦。。
しかも2日目は12時までという短時間トーナメント。
バイトがない厳しい状況でも移動はせず、我慢の釣りを押し通し
なんとか3本キャッチ。
会場へ向かう時刻11時45分を迎えるラストキャストで
まさに奇跡の１キロアップがヒットし無事ネットイン。
で、そのまま帰着。
2日目はやはり釣れておらず僕の結果は４本・3000グラム。
2日目のトップウェイトをマークした。
まさに神がかり的なドラマフィッシュに心臓バクバクでした。。。
初日3位。2日目1位。総合成績1位。
メジャータイトル「JBクラシック」を制することが出来た。
昨年の沢村幸弘プロに続くことができホッとしました。
これでティムコプロスタッフ「クラシック2連覇」達成！！
あぁ～、良かった～。
しかし・・・。
今大会、正直そこまで自信はなかったのが本音。
前回、約1ヶ月前の野尻湖戦（マスターズ）では歯が立たなかったし
自分が得意としているワカサギ中層パターンは今年の野尻湖は絶不調。
どう考えても自分のスタイルの変更を余儀なくされていた。
なので当然、自信はなかった。
微かな希望の光となったのは、マスターズで釣ったたった1匹のキロアップ↓
このバスから沢山のヒントをもらい自分のバス探しがスタートした。
釣ったリグはすべてネコリグ。
「スイミーバレット2.5」と「マイクロクローラー3」
絶対の自信をおくワームしか投げないのはモチベーションを維持するため。
今回は2日間、ほぼこのリグしか投げていないといってもいいほど。
釣ったエリアはカレントがよれる急深バンク。
そして「縦回遊」している1キロアップのスモールたち。
いくつか「縦回遊」スポットが存在する野尻湖だが今回は竜宮岬のみに的を絞って
2日間9匹のスモールを釣り上げた。
そして。
ネコリグを操作するのに欠かせない僕の右腕となったのが↓
プロトサンプルの「S-TAV」スーパーテクナ
スペックは↓
「S-TAV61SLJ」
この釣りだけのために作ったと言ってもいいくらいこの釣りを意識し制作しているロッド。
このロッドでなければこの結果は出せなかったのは間違いないと思う。
「唯一無二のウルトラフィネスロッド」 感度は究極レベル。
チューブラーでしか出せないアクションを求めテストしていたロッド。
2012発売を目指しテストを繰り返していましたが
一足先にこの一大イベントでウィニングロッドとなったことを
本当に嬉しく思います。
「2006・2008 バスアングラー・オブ・ザ・イヤー 獲得」
「2009 エリート5 獲得」
「2011 JapanSuperBassClassic 獲得」
これでJBメジャータイトルも残すはただひとつ。
右のデカトロフィー「ワールドチャンピオン」
来年はこのトロフィー目指し、頑張ります！！
その前に。
「エリート5」当然、死に物狂いで狙いますよ！！
今年も野尻湖はこれにて終了。
今年も沢山の方々に大変お世話になりました。
一番館の石田社長、奥様をはじめ本当に沢山の方々のお陰で
最後の最後でようやく結果を出せました。
野尻湖の皆様、本当にありがとうございました！！
また来シーズンも宜しくお願い致します。。
タックルデータ
ロッド：S-TAV61SLJ（2012発売モデル）
リール：ステラ2500
ライン：FCスナイパー 2LB
ルアー：スイミーバレット2.5、マイクロクローラー3（ともにグリパン）
シンカー：ワンナップシンカー 1/42oz~1/32oz
